事業計画

沖縄本島南北を縦貫する鉄道の早期実現

沖縄において戦前は、3つの路線で沖縄県営鉄道が運行されていたが、去る第2次世界大戦において、沖縄はわが国唯一の地上戦が展開され、20万余の人命が犠牲となり、また鉄道もこの沖縄地上戦においてことごとく破壊され、戦後68年経過した今日においても大量輸送機関である定時・定速性のある鉄道の実現をみていないことは、国の責任を果たしていないと判断せざるを得ない。

沖縄県営鉄道は、大正3年12月1日与那原―那覇間の9.8キロが開通し、大正11年3月28日那覇~嘉手納間22.9キロの沖縄県営鉄道が営業運転された。さらに大正12年7月10日より那覇~糸満間の14キロが営業運転となった。

実は県が那覇~嘉手納線の鉄道建設中の大正9年に国に対し嘉手納から北部の拠点である名護まで鉄道の建設を国に申請していたが、その計画に国の許可を得ることが出来ず、幻に終わったという経緯がある。

いずれにしても戦前運行されていた3つの路線は、国の責任において行われた戦争によってすべてが破壊されたのである。従って、国は沖縄の戦後を文字通り終結する意味において、沖縄本島を縦貫する鉄道の建設を国の責任において早期実現を目指して頂くことを強く要望するものである。

沖縄県議会においては、祖国復帰後の1974年に「国鉄導入に関する意見書」を全会一致で可決し、さらに2000年7月14日県議43人による鉄軌道導入実現に向け、議員連盟を設立するなど、鉄軌道導入についての取り組みはあったものの、県民世論を喚起して国に要請活動を積極的に展開してきたとはいいがたい面がある。

そのような面では、沖縄県総体として鉄軌道導入に対する取り組みはけっして十分ではなかったといえる。

しかし、この度内閣府によって、沖縄の鉄軌道導入に関する調査が2010年実施され、さらに2011年度においても引きつづき調査が実施され、政府も沖縄県の鉄道導入について、真剣な取り組みがなされており、また、近く民間組織として沖縄鉄道誘致建設促進期成同盟会の設立に向けて取り組みが計画され、今後は、県民各層に鉄道導入による利便性の向上と定時・定速に加え、輸送のスピードアップによる経済効果を発揮できる大量輸送革命時代に対応可能な鉄道の導入が、沖縄県の所得の向上と自立発展に大きく貢献すると確信するものである。

この沖縄本島南北を縦貫する鉄道の第1期計画では、糸満から名護までとし、第2期計画では名護市から国頭までの延長を計画することにより、南北間の経済発展のインフラを整備することで、地域間のランスが図られ、豊かな県土づくりを目指すことにする。

なお、この第1期計画と並行して、名護市許田から国頭までの沖縄自動車道の延伸にあわせて鉄道建設用地も並行して買収し、シルバータウンの整備により北部3村の人口が大幅に増加した段階で、第2期鉄道建設計画において名護から国頭までの鉄道の建設を実現させることである。

万国津梁機構

概要

万国津梁機構は、人類愛に満ちた平和で豊かで明るい沖縄県の県土づくりを目指します。

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